iOS版おでかけツールのレーティングの話
なんかiOS版のおでかけツールのレーティングが17+になったそうですね。
【おしらせ】2019年8月21日(水)より、iOS版『冒険者のおでかけ超便利ツール』のレーティングが変更になりました。
— ドラゴンクエストX 公式 (@DQ_X) 2019年8月21日
詳細は以下のお知らせをご確認ください。https://t.co/O2UoA1aq8l #DQ10
詳細はこちら。(なぜか広場のニュース一覧に載ってないのが不思議)
iOSは専門外ですがちょっと気になったのでいろいろ調べたことをつらつらと書きながら邪推(ウヒ)していきます。
レーティング
レーティングといえば最近ではジャンププラスが17+になったことが話題になりました。
すべてはアップル神のお裁きなので甘んじて受け入れるしかないようですね。
さて、先のお知らせで運営は「事前連絡がなかった」と言っていますが全くなかったわけではありません。開発者サイトにお知らせが出ています。
まぁ、8月19日付なのでわかったところで何もできませんが。。
要約すると:
- サブカテゴリ「カジノ」にある
- 「ゲーム」または「エンターテイメント」カテゴリにあり、擬似ギャンブル(他省略)を「頻繁」と選択している
のアプリを一律「17+」に設定するとしたようです。
2つ目のがどういう意味かというと、レーティングというのは設問に対して3段階で評価を自己申告すると算出されるものなのです。この場合だと「アプリには擬似ギャンブル要素がありますか?」に対して「ない」「軽度」「頻繁」を選ぶ、みたいな。
何を選ぶとどんなレーティングになるか(2017年)の一覧がQiitaにありましたのでリンクを貼っておきます。
自己申告なのでスクエニが「頻繁」を選んでいるとは思えません。
思うに、先日のマイタウン権利書ガチャ・ジェムキャンペーン等で売上が目立ってしまい、アップルの監査が入ったんではないでしょうか。不適切なレーティングについてはアップルが勝手に変更してよいことになっています。
カテゴリ
あれ、おでかけツールってユーティリティカテゴリじゃないっけ?と思いましたが、プライマリカテゴリがユーティリティなだけであってセカンダリ以降で「ゲーム」が選ばれていることは考えられます。あるいは「ミニカジノ」ってあるんやったら「カジノ」カテゴリにも入れとかんかい!とアップル様に怒られたのかもしれません。
対策
Tweet順としてはレーティング変更のお知らせよりもこちらが若干早いのが謎ですがすごろくの一部機能を止めたようです。
【おしらせ】『冒険者のおでかけ超便利ツール』おでかけすごろくの一部機能を、2019年8月21日(水)15:30頃より一時的に停止させていただきます。
— ドラゴンクエストX 公式 (@DQ_X) 2019年8月21日
ご利用のみなさまにおかれましては、ご迷惑をおかけしておりますことをお詫びいたします。https://t.co/ZpvHdCT4Gt #DQ10
内容としてはすごろくの回数制限リセットをできなくするといったもの。
これで「カジノ制限したからレーティング戻して!」と異議申し立てをするつもりなのではないでしょうか。
私見ですが、おそらく「カジノ」という単語を使っている限りレーティングは戻らないんじゃないかと思ってます。
というのも米国政府がアップルに対してオンラインギャンブルの規制を要求しているらしく、ギャンブルやカジノについてかなり厳しくなっているようなのです。
去年の話ですが、個人開発のギャンブル系アプリがストアから一斉にBANされたということがありました。
なので、「ミニカジノ」を「ミニゲーム」と改修、アイコンや背景もカジノを想起するものを撤去する、が正しい対処法なのではないかと思います。
ところで
この件で困ってる人おりゅの?
プレイヤーはおじおばばっか(暴言)だから問題ない。
運営的にも課金のパイにならない16歳以下とかどうでもよさそうだし。なんか文句言ってきてもお詫びの定形メール送るだけだし。
唯一困りそうなのはJC(設定)のチームのアイドルえる子ちゃんがどこでもチャット使ったりツールのスクショをTwitterに貼れないことぐらいかなぁ。
ちな、Android版はレーティングが3+なのでお困りのJCえる子ちゃんはAndroidを買いましょう。
以上です。